2019.06.19

2020年度採用活動分析 第3回 中小企業志向の学生が増えた2020年卒

採用支援

大手志向が強かった昨年に比べて、中小企業を視野に入れる学生が目立ちます。
「やりがいのある仕事であれば中堅・中小企業でもよい」「中堅・中小企業がよい」という意見が伸びていることから、仕事の内容を重視する学生が増えていることが分かりました。
中小企業ならではの強みを打ち出すことで、学生に選ばれる可能性が上がってくるかもしれません。

中堅・中小企業志向が上昇!?例年通り「楽しく働きたい」がトップに!

大手企業志向が減少傾向に!

2020年卒マイナビ大学生就職意識調査によると、大手企業志向は前年比1.8ポイント減で52.7%に減少しています。
売り手市場と就職環境の好転により、昨年は大手志向は強まりましたが、2020年卒からは少し志向に変化がみられました。
「やりがいのある仕事であれば中堅・中企業でもよい」「中堅・中小企業がよい」という学生が43.4%と前年より2.0ポイント上昇しています。
その結果、企業選択のポイントは「楽しく働きたい」がトップとなっていました。

また、例年と同じく「個人の生活と仕事を両立させたい」が2位(24.4%)をキープしています。
働き方改革の影響か、個人の仕事と生活を両立させたいという声も上位にあがっています。
また企業を選択する上でトップにあがったのが、「安定している会社」です(39.6%)。2位に「自分のやりたい仕事(職種)ができる会社」(35.7%)、3位に「給料の良い会社」(19.0%)となっています。

選びたくない会社に「ノルマがきつそうな会社」

その他に「選びたくない会社」の数値も算出されていました。
19年連続トップだった「暗い雰囲気の会社(28.5%)」に変わり、1位となったのが「ノルマのきつそうな会社(34.7%)」です。
転勤が多い会社(23.6%)」も前年より大幅に伸びており、「仕事の内容が面白くない会社(18.4%)」を上回りました 転勤を嫌う学生を地域別でみてみると、関東・関西といった都市部では22%に対して、北陸では26.6%、東海では25.3%という結果が出ています。
このことから地方の学生は地元に根づける企業を探している傾向にあるということが分かりました。

最も志望が高い職種は「営業関連職」

営業職志望は、ここ数年さらに増加しています。
その要因の1つとなっているのが、女性による営業職志望の増加。女性活躍推進法などの影響により、女性を積極的に採用する企業が増え、女性の先輩社員が活躍する姿をセミナーや説明会で学生に伝える機会も増えました。
対象的に、事務職志望は年々減少しており、性別による就職志望の差は徐々になくなってくるでしょう。

情報サービス・調査業が志望業種の上位に

2020卒4月1日時点の調査結果によると「情報サービス・調査業(ソフトウェア・情報処理等)」が最も高く、続いて「食品」「鉄道」の順でした。
前年同月と比較し、増減幅が比較的大きいものは「商社」「銀行・信用金庫・信用組合・労働金庫」です。そのほかの業種は大きな変動はありません。

クリサイ
pagetop