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公開日:2023.12.15 / 最終更新日:2023.12.15
採用サイトの集客の効果的な方法やメリットなど解説
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採用サイト制作を行っても、何もしなければアクセス数や応募者数の増加は期待できません。ここでは主にインターネットを利用した効果的な採用サイトへの集客方法と、そのメリットなどについて解説してまいります。有料、無料それぞれの施策をご紹介しますので、ご予算や社内リソースに合わせて貴社に合った方法をご検討ください。
目次
1.採用サイトの集客の効果的な方法とは
インターネットを使った集客では、自社もしくは他社のサービスやサイトを使って求職者にサイト訪問を促します。GooleやYahoo!、Bingなどの検索エンジンや、自社で運用しているコーポレートサイト、サービスサイト、SNSなどを使った集客は基本的に無料で実施することができます。また、有料で広告出稿を行い、求職者を集めてくることも可能です。特に新規で採用サイト制作を行った場合には、まだ認知度が低く検索エンジンでの順位も低い傾向にありますので、最初は様々なサービスに登録して露出を増やしたり、リンクを貼ったりして、認知度を高めていくことが重要です。
以降では、それぞれの集客方法について、その効果やコツ、メリット、デメリットなどを紹介してまいります。
コーポレートサイトからの集客
自社のコーポレートサイトから制作した採用サイトにリンクを貼る方法です。「採用情報」などのメニューがコーポレートサイト内に既にあれば、そこにリンクを貼り付けます。また、コーポレートサイト内にバナーなどを掲載するコーナーがあれば、そこにバナーを掲載して目立たせるのも良いでしょう。システム担当部署や広報担当部署など、コーポレートサイトを管理している部署の方に相談して、最適なリンク方法で掲載しましょう。
一般的に「社名」や「業界」で検索をかける場合、コーポレートサイトの方が順位が高くなることが多いので、コーポレートサイトからのリンクは必ず貼るようにしましょう。 また、ページビューの多いサービスサイトなどを自社で運用していれば、そちらからリンクを貼ることも有効でしょう。ただ、サービスサイトを訪れるユーザー層と、採用サイトのターゲット層がかけ離れている場合は、いくら集客はできてもブランディングにとって逆効果となる場合もありますので注意が必要です。
検索エンジンからの集客
GoogleやYahoo!、Bingなどの検索エンジンに「業界」+「採用」、「職種」+「転職」などのキーワードで検索結果に掲載されるように施策を行います。この施策がうまくいくと無料でアクセス数も大きく伸び、応募に繋がる可能性もありますが、基本的に検索エンジンの順位計算の仕組みはブラックボックスであり、即効性もほとんどありません。また、最初はコーポレートサイトの検索ランキングによって採用サイトの順位も決まる場合が多いので、企業によっては自然と高い順位が付いている場合もありますし、想像以上に低い場合もあります。
検索順位を上げていきたい場合には、SEO(検索エンジン最適化)対策が必要です。また、現在のほとんどの検索エンジンでは、掲載情報の質、量、更新頻度などが高く評価されますので、上位表示を目指す場合は、定期的に更新やコンテンツの見直しなどを行うことが重要になります。社内での対応が難しい場合には、SEO対策を専門とする業者に発注することもできます。
求人サイトからの集客
既に求人サイトなどに募集情報を掲載されている場合は、媒体の担当者に連絡をして採用サイトへのリンクを追加してもらいましょう。求人サイトによってはリンク貼り付けを禁止している場合もありますので、各媒体の担当者に確認してください。リンク貼り付けが禁止されている場合でも、採用サイトURLの掲載は可能な場合が多いので、最低でもURLを掲載してもらうようにしてください。求人サイトを閲覧するユーザーは目的が明確なため、最も採用サイトへのアクセスが期待できる媒体です。 現在、掲載している求人サイトがない場合でも、Indeed、Wantedleyなど一部無料掲載が可能な媒体もありますので、露出やリンクを増やすという意味でも掲載を検討してみてください。
SNSを活用した集客
Twitter、Facebook、YouTubeなどSNSの運用を既に行っている企業は、SNSを使った集客や情報発信も検討しましょう。ただし、採用専用のアカウントではない場合、フォロワー等の意に沿わない情報発信となり、逆効果となる場合もあります。なるべく採用専用のアカウントを作って情報発信を行いましょう。 うまく活用すれば費用を抑えた上で、求職者との距離を詰めることができる有益なツールとなります。
インターネット広告の出稿
GoogleのAdwordsやFacebookなどに費用を払って広告出稿を行います。これらのインターネット広告では、ユーザーが検索したキーワードやユーザーの行動、特性に合わせて広告が表示されますので、やみくもに露出を増やす広告に比べて高い効果を見込むことができます。これらのインターネット広告のほとんどが、1クリック◯円といったクリック課金制を採用しています。「新卒」「採用」など、多くの人が検索されるキーワードでは、クリック単価も非常に高額になることが予想されるため、自社の仕事や募集内容と相性の良いキーワードや出稿条件を精査しましょう。
オフラインでの集客
ここまでは、インターネットを使った採用サイトへの集客について解説してまいりましたが、募集する職種や地域によっては、オフラインでの広告が効果を上げる場合もあります。ターゲットとする学校、学部などが明確であれば、学食のトレーに広告を挟んだり、イベントや学際などに広告を掲載することも有効な場合があります。地域が明確な場合は、駅、電車などの交通広告も検討してみると良いでしょう。
採用パンフレット、チラシなどによる集客
採用パンフレット・入社案内制作などを行い、合同説明会や自社説明会、学内セミナーに集まった学生、求職者に採用サイトへのアクセスを促すパンフレット、チラシなどを配布します。ビジュアルや仕様など、インパクトを重視して興味を喚起し、採用サイトにアクセスしてみたいという気持ちを作ることが重要です。採用サイトのURLを埋め込んだQRコードをスマートフォンなどにかざすことで、手軽に採用サイトへのアクセスを促すことが可能です。
採用パンフレット、チラシなどによる集客事例
ゴマシオカンパニーで採用パンフレット・入社案内制作を行い、採用サイトへの集客を行った参考事例をピックアップしてご紹介いたします。
◼︎ アイナックス稲本 新卒採用 早期リーフレット
アイナックス稲本 新卒採用 早期リーフレット
学生にあまり馴染みのない業務用洗濯機や洗濯プラント業界に興味を湧かせるため、クイズ形式の表紙で、想像以上に巨大な業務用洗濯機を紹介しました。
◼︎ ネットワーク渡辺グループ 新卒採用 早期リーフレット
ネットワーク渡辺グループ 新卒採用 早期リーフレット
学生にあまり馴染みのない業務用洗濯機や洗濯プラント業界に興味を湧かせるため、クイズ形式の表紙で、想像以上に巨大な業務用洗濯機を紹介しました。
◼︎ NTTラーニングシステムズ セミナー告知チラシ
NTTラーニングシステムズ セミナー告知チラシ
学生にあまり馴染みのない業務用洗濯機や洗濯プラント業界に興味を湧かせるため、クイズ形式の表紙で、想像以上に巨大な業務用洗濯機を紹介しました。
2.集客できる採用サイト制作とは
採用サイト制作を行う際には、最低限のSEO(検索エンジン最適化)対策は行いましょう。見出しや段落などを正しい構造で制作して、検索エンジンがクロールした際に分かりやすい構造で制作するなど、検索エンジンに正しく情報を伝える必要もあります。
また採用ブログを設けるなど、定期的に情報を更新して検索エンジンからの評価を得られるコーナーなどがあれば、検索順位がより上がりやすいです。 また、いくら多くの集客ができたとしても魅力的なコンテンツがないと応募には繋がりません。集客された求職者がどのようなコンテンツを求めているのかを推測して、魅力的なコンテンツを掲載しましょう。
3.まとめ
せっかく採用サイト制作を行っても、制作してそのまま公開しておくだけでは、アクセスも増えず応募に全く繋がらないかもしれません。アクセス解析サービスなどを利用して、アクセス数の推移はどうか、どのサイトからアクセスが来ているのかなど、定期的に分析を行って次の集客施策に繋げていきましょう。特に有名企業ではない場合、集客を全く行わなければ自然にアクセスが伸びていくことはほとんどありません。
採用サイトがどれだけ充実していて、自社の仕事を正確かつ魅力的に伝えられていたとしてもアクセスされないのでは意味がありません。定期的な目標設定と効果測定、改善施策を繰り返しながら、コストを抑えつつ集客できる採用サイトに育てていきましょう。
執筆者:株式会社ゴマシオカンパニー 代表取締役 山崎準也
ゴマシオカンパニーは、採用広報支援を目的としたクリエイティブを得意とする企画制作オフィスです。この分野で20年以上実績を積み上げてきた代表を中心に、様々な分野のクリエイティブを得意とするスタッフが、日々アイデアを出し合い、お客さまの採用課題解決に尽力しています。
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