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公開日:2020.06.21 / 最終更新日:2023.08.17

採用担当者に伝えたい! オンライン面接のポイント

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外出自粛に伴い、今まで当たり前だった“対面での面接”から、“オンライン面接”に切り替える企業が増えています。
慣れないオンライン面接で、うまくコミュニケーションが取れているか?、応募者の本音を引き出せるか?を試行錯誤している採用担当者も多いと思います。
今回は、そんなオンライン面接のポイントについてお話ししたいと思います。

目次

・オンライン面接のメリット

・オンライン面接のデメリット

・オンライン面接を円滑に行うポイント

・まとめ

オンライン面接のメリット

コストの大幅削減

オンライン面接では、従来のように応募者が本社や支店、面接会場まで行く必要がありません。
そのため近くに支店がない地域の方や、海外在住者でも応募しやすくなり、応募者の幅が広がります。

たくさんの応募者と面接が可能

オンライン面接では、通信環境がよければどこでも面接を行うことができるため、日程調整がしやすく効率良く面接を行えます。
結果、多くの応募者と面接することが可能になり、求めている人材に出会える機会が多くなります。

採用選考のスピードアップが可能

オフィスの空いたスペースでも面接が可能なため、従来よりも場所や準備に時間がかかりません。そのため応募から面接までの時間を短縮でき、採用選考のスピードアップに繋がります。

面接を録画することが可能

利用するオンラインシステムによっては、面接の様子を録画することが可能です。
録画ができることで面接をもう一度見ることができ、他の面接官に録画した面接を見てもらい、意見をもらうことも可能です。

オンライン面接のデメリット

メリットばかりではなく、オンラインになり難しくなる部分もあります。

応募者とのコミュニケーションが取りづらい

従来の対面の面接と比べ、円滑なコミュニケーションが取りづらいケースがあります。また基本的に顔だけが映るため、応募者の全体像や雰囲気を見て判断できない部分があります。
そのような中でいかに応募者の人間性を引き出せるかが、面接官には必要になります。

オンライン面接を円滑に行うポイント

オンライン面接のポイントは、面接前と面接時に分かれます。

【 面接前 】

1.通信環境に注意する

オンライン面接で最も気をつけたいのは、通信機器や通信環境の不具合です。
通信環境が悪いと応募者とのコミュニケーションがうまくできず、最悪面接を中断する場合もあります。
そのようなことが無いよう、トラブル時の対応方法を決めておいたり、通信環境を事前にチェックするなどしましょう。
応募者にも、事前に通信環境の良い場所で面接するよう伝えておきましょう。

2 .使用するオンラインツールは事前に使えるようにする

利用するオンラインシステムによっては、事前に専用のアプリをインストールする必要があります。
基本的な操作や昨日は事前に確認し、面接時には操作把握しておくことで、面接に集中できる環境を整えましょう。

【 面接時 】

3,最初のアイスブレイクはいつもより長く行う

オンライン面接にまだ慣れていない応募者も大勢います。応募者は通常の面接以上に緊張をしているはずです。
そのため面接時の最初のアイスブレイクは少し長めに行い、応募者の緊張をほぐすようにしてください。
5分程度応募者と簡単な雑談を行うと、お互いの緊張感が取れて面接しやすくなります。

4.質問はゆっくりハッキリと、リアクションは大きく

通信環境の違いにより、音声が聞き取りづらく従来の面接よりも質問内容が伝わりにくいことがあります。
質問する場合は、いつも以上にゆっくり、ハッキリと話すようにしましょう。
またオンラインではお互いの表情の変化がわかりにくく、応募者も答えた内容に対しての反応を感じ取れず、不安になってきます。
応募者の話に対して、面接官はしっかり頷いたり声を出して反応するなど、“聞いている”というリアクションを行うようにしましょう。

5.資料を使って説明する時は、画面共有機能を使う

応募者に資料や書類の説明を行う場合は、オンラインシステムに搭載されている画面共有機能を使用して、相手に見やすい状況で話すようにしましょう。
用意した書類が、応募者の画面にも共有されるので、話をしながら見てもらいたい書類の場所を指示することができます。
使用するオンラインシステムによっては搭載されていない場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

6.話すタイミングを、こちらから誘導する

オンライン面接で難しいのが、お互いの話の“間”をつかむことです。
お互いが同時に話し始めてしまったり、こちらが話していいのかどうかわからなかったりなど、普段の面接なら自然とできる話の間が、オンライン上では非常に難しくなります。
この場合、こちらから「まずは私から質問します」や「それではお話しください」など、ジェスチャーなどを交えて伝えるようにすると、相手もわかりやすく安心します。

まとめ

今回は、オンライン面接を行う際のポイントをお話ししました。
オンライン面接以外にも、打ち合わせや説明会、研修なども今後オンラインで行うことが多くなると思います。
近い将来、オンラインでのやり取りが主流になる傾向があるので、今回の内容を参考に、今のうちに慣れておきましょう。
オンライン面接をこれからも採用手段の一つとして考えて、より効率的な採用活動を行っていきましょう。

執筆者:株式会社ゴマシオカンパニー 代表取締役 山崎準也

ゴマシオカンパニーは、採用広報支援を目的としたクリエイティブを得意とする企画制作オフィスです。この分野で20年以上実績を積み上げてきた代表を中心に、様々な分野のクリエイティブを得意とするスタッフが、日々アイデアを出し合い、お客さまの採用課題解決に尽力しています。

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