ブログ > 改めて注目されている「採用マーケティング」とは?

公開日:2020.05.25 / 最終更新日:2023.08.17

改めて注目されている「採用マーケティング」とは?

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2021年からはじまる「営団連の採用ルールの廃止」を皮切りに、
就職活動の長期化など新卒採用市場に大きな変化が訪れました。
また当然のようにどの企業も優秀な人材を確保したいため、
獲得競争は日に日に激化しています。

そこで今改めて注目されているのが「採用マーケティング」。
消費者マーケティングの考え方を採用活動に取り入れ、
狙った学生を採用する手法をご紹介していきます。

目次

・採用マーケティングとは?

・最も重要なのは「ターゲットへの理解」

・オンラインでのデータを取得

・まとめ

◎採用マーケティングとは?

「採用マーケティングとは」採用活動において
マーケティングの考え方を取り入れ、
継続的に学生(求職者)へアプローチをすることで
自社のファンを増やしていくことを目的としています。

ナビサイトや求人情報誌はもちろんのこと、
自社のWebメディアやSNS、イベントを通じて
採用したい人材に情報を届けることで
興味関心を惹きつけ採用へと結びるのが狙いです。

特にBtoBの企業は学生の認知が拡大することにより
母集団が広がるという効果も期待できるでしょう。

◎最も重要なのは「ターゲットへの理解」

学生がどのように企業との接点を持ち、
認知→興味関心→応募→面接→採用に至るか。
まずは、ターゲットとなる学生の行動を時系列で可視化する
「カスタマージャーニー」を設計しなくてはいけません。
※カスタマージャーニーとはマーケティング用語で
ターゲットの行動・思考・感情を見える化したものです。

まず学生がどんなチャネル(媒体)を横断して、
情報収集や面接のエントリーに至っているのか。
学生の行動を把握した上、戦略を立てていきます。

<採用チャネル>
・求人メディア
・広告
・人材紹介会社
・人材データベース
・リファーラル
・イベント
・PR企業
・SNS
・口コミ
…etc

◎オンラインでのデータを取得

オフラインでは学生の行動分析が肌感覚になりがちです。
メールの開封率、サイトの閲覧数・訪問数、サイト内コンテンツの滞在時間など
数値化されたデータを取得すれば、自社への興味度合いが明確に分かります。

学生がどの時期にどれくらい活発に採用活動をしているのか。
また、企業のどこに興味関心を抱くのか。
採用状況全体をデータに基づいて把握をすれば、
適切なタイミングで効果的なアプローチが可能になります。

◎まとめ

学生の動きは年々長期化しており、チャネルも日々増えています。
とりあえずナビサイトを出しているだけでは、
満足のいく採用はできない時代になりました。

まずは管理ツールや採用サイトに埋め込まれているアクセス解析を元に
学生の動きを数値化することから始めてみませんか。
採用マーケティングを取り入れれば、新しい戦略がみえるかもしれません。

執筆者:株式会社ゴマシオカンパニー 代表取締役 山崎準也

ゴマシオカンパニーは、採用広報支援を目的としたクリエイティブを得意とする企画制作オフィスです。この分野で20年以上実績を積み上げてきた代表を中心に、様々な分野のクリエイティブを得意とするスタッフが、日々アイデアを出し合い、お客さまの採用課題解決に尽力しています。

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