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公開日:2024.07.22 / 最終更新日:2024.07.23
今の流行がわかる!採用サイトのデザイントレンド2024
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近年の採用サイトは企業によってデザインに様々な傾向が見られます。
その中には最新の技術を使ったものや情報整理に特化したサイトなども注目を集めています。
今回は採用サイトのトレンドがわかる事例サイトの紹介と、来年度以降のトレンドになりそうなデザインの傾向をお伝えしたいと思います。
目次
1. 採用サイトのトレンド事例6選
最近のトレンドを代表する採用サイトのデザイン事例を6社紹介します。
3Dのアニメーションとゲームのような世界観
映画のような3Dアニメーションのファーストビューは、メッセージと共に強いストーリー性を感じることができ、見た人の記憶に強く残ります。
メインビジュアルでは職種をイメージした3Dの街が展開され、まるでゲームの世界にいるような感覚で見ていくことができます。 近年3Dイラストやアニメーションを起用した採用サイトも増えており、見た人に先進的なイメージを与えて企業への興味関心を促します。
スクロールごとに情報が現れる見せ方でストーリー性を出す
インパクトのある3Dイラストが印象的なファーストビューから、スクロールをするとイラストが次々と変化していき、それに合わせてコンテンツの情報も徐々に現れます。
一定のスクロールごとに画面が変わる見せ方は、ストーリー性を持たせることができ、アニメーションや効果音の演出もしやすいため、見た人の記憶に強く残ります。
3Dイラストを使用することで3次元の動きで見せることができ、スクロールごとに視点を変えた見せ方ができます。
流動的に変化するグラデーション
温かみのある配色のグラデーションがとても印象的で、イメージとして強く残ります。
グラデーションは流動的に変化し、キャッチコピーにある「連鎖」を感じさせる有機的な印象があります。
サイト内のページで使われている丸みのあるオブジェクトも、キャッチコピーをイメージした細胞分裂を思わせる見せ方になっており、サイト全体を通してコンセプトを強くイメージしたものになっています。
独特なイラストで個性を演出
独特なタッチのイラストとカラフルな配色がとても印象的です。
イラストは全て社員の好きな自分の姿をイメージしており、キャッチコピーの“その「好き」がチカラになる。”をイメージして描かれていることがわかります。
個性的なイラストはサイトのオリジナリティに繋がり、コンセプトに沿ったテーマで描かれることで、より見た人の記憶に強く残ります。サイト内もカラフルな配色でポップな イメージを踏襲しており、仕事への楽しさや面白さを表現しています。
ポータルサイト風な仕様でコンテンツを抽出
ヘッダーにあるタグの中から1つ選択すると、ポータルサイトのように選択した項目の関連ページが右側に表示され、見たいページをまとめて見ることができます。
項目は左側のラジオボタンとして表記されていて、何を検索したのかが一目でわかります。
近年ポータルサイトをイメージした採用サイトも増えてきており、知りたい情報をピックアップして見せるスタイルは、タイムパフォーマンスを求める世代にとっては使いやすいサイトかもしれません。
モバイルファーストのデザインで見え方を統一
サイトのデザインがモバイルファーストになっており、デスクトップでもスマートフォンと同じ見え方に統一しており、スマートフォンがメインデバイスになる若い世代にとってPCで見る場合でも、レイアウトが変わることのストレスを感じずに見ることができます。 サイト内は人やモノの様々な写真のコラージュとカラフルな配色にすることで、ポップな印象にしており、仕事の楽しさや面白さを視覚的に伝えています。
2. トレンドで見る今後の採用サイトの傾向
ここでは2025年度の採用サイトで目に止まったwebデザイン手法をお伝えします。
下記を元に次回の採用サイトのデザイン傾向を考えてみてさい。
3Dアニメーション
サイト全体で統一感のあるイラストにすることが大切です。
上記のロート製薬やValuenceの採用サイトのように3Dイラストを起用したサイトが増えてきています。
3Dになることで立体的な見せ方ができるようになり、視点の切り替えや360°を意識した見せ方など、今までにない採用サイトになることや、求職者が普段見慣れているゲーム画面のような見せ方をすることで より企業と求職者の距離感を縮めることができます。
ポータルサイトスタイル
今回求職者が知りたい情報をピックアップして見せる採用サイトも多数見られました。
ハッシュタグやカテゴリごとの内容をまとめてみることができるのは、今の世代の求職者が求めている打ち出し方かもしれません。
ただそのためサイトの構成はフォーマット化する必要があり、機能性を優先しているためオリジナリティ性は出しにくくなるのがデメリットとしてあります。
独創性のあるイラスト
90年代をイメージさせるノスタルジックなイラストやアートを思わせる個性的で魅力的なイラストは見た人の印象に強く残ります。 またイラストのイメージが企業イメージと重なることもあり、求職者との距離感を縮めてくれる役割もあります。 しかしイラストのテイストによっては企業イメージに合わなかったり、場合によってはマイナスの印象を見た人が受けてしまうこともあるため、 使用するイラストは慎重に選ぶことが必要不可欠となります。
3. まとめ
今回紹介した採用サイトに共通する部分としては“自社をどう見せたいか?”のコンセプトが明確に感じられました。
そのコンセプトに沿ったファーストビューやスクロールアニメーションなどの最新の技術を取り入れることでより注目度や興味を引かれるサイトに仕上がっているんだと思います。
まずは自社の特徴について確認し、その特徴を最大限に打ち出すためのコンセプトを考えることが良い採用サイトを作る第一歩かもしれません。
自社の採用サイトをあらためて見直してみて、より魅力的になるように少しずつでも改善していきましょう。
執筆者:株式会社ゴマシオカンパニー 代表取締役 山崎準也
ゴマシオカンパニーは、採用広報支援を目的としたクリエイティブを得意とする企画制作オフィスです。この分野で20年以上実績を積み上げてきた代表を中心に、様々な分野のクリエイティブを得意とするスタッフが、日々アイデアを出し合い、お客さまの採用課題解決に尽力しています。
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