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公開日:2019.04.16 / 最終更新日:2023.08.17

リモートワークを導入するために必要なこと

WEB技術 人事・採用担当 解説

近年、注目を集めている働き方に、「リモートワーク」があります。
リモートワークとは、社員がオフィスに出社せずに、自由な場所で仕事をする働き方です。
既に海外ではビジネスマンの約7割が、リモートワークを活用しています。
日本でも働き方改革の推進により、この制度を導入する企業が増え始めています。
今回は、このリモートワークのメリットとデメリット、
そして導入に必要なツールなどをまとめてみました。

目次

・リモートワークのメリット

・リモートワークのデメリット

・リモートワークに必要なツール

・業務との適性を見極めて、より働きやすい職場に!

リモートワークのメリット

リモートワークを行うことで、下記の点が改善されます。

通勤時間がなくなる

出社する必要がないため、長い通勤時間や満員電車に乗る必要がなくなります。 そのため通勤によるストレスが軽減され、時間の自由度が高まります。

ストレスが溜まりにくい

仕事以外に対するストレスを軽減できます。 また、個々の集中しやすい環境で働けることもできるため、心身の状態も保てます。

育児や介護との両立が可能

仕事量をあらかじめ決めておくことで、合間に家事や育児も行うことができ、家庭とも両立しやすくなります。

オフィスのコスト削減

全員が出社をする必要もないため、オフィススペースや電気代の節約につながります。

優秀な人材の採用も可能

遠方でオフィスに通えない優秀な人材を、採用することが可能です。

リモートワークのデメリット

良いところばかりではなく、導入することで問題点もあります。

スタッフ間のコミュニケーション不足

主なやり取りが電話かメールになるため、顔を合わせて会話する機会は減少します。
そのため、孤独感を感じてしまう人もいるようです。チャットツールやテレビ電話などを利用し、コミュニケーションをとれる状況を作ることが大切になります。

wifi環境が必須

リモートワークのほとんどが、PCを使う仕事のため、wifi環境を常に気にしながら生活することになります。

セキュリティの問題

データの共有や通信の過程で情報漏洩にならないよう、注意する必要があります。個々のセキュリティ対策を万全にする必要があります。

部下の評価をしにくくなる

上司は部下の仕事への姿勢や日々の取り組みを見ることができず、結果のみでの評価になりがちです。
仕事のプロセスも含めた、独自の評価制度が必要になります。

リモートワークに必要なツール

上記の内容を踏まえた上で、導入の際に必要なツールをご紹介します。

チャットツール

他のスタッフとのコミュニケーションに役立つのがチャットです。遠隔者とも連絡がメールよりも簡単にでき、過去の履歴も調べやすいです。

オンライン会議

PCやテレビを介して顔を合わせたり、ホワイトボードで情報を共有したいときに有効なツールになります。

ファイル共有

ファイル共有サービスを使うことで、容量が多いデータもスムーズにやり取りできます。

タスク管理

個々の社員の仕事量を把握できるなど、仕事の進捗状況を共有することもできます。

労務管理&勤怠管理

個々の勤怠管理をオンライン上で行えるツールがあれば、PC上で勤怠や労務に関する手続きが行えます。

業務との適性を見極めて、より働きやすい職場に!

リモートワークは、オフィスに通うことが困難な優秀な人材の離職を防ぐことができ、個々の求めている働き方を実現しやすいスタイルでもあります。
しかし業種、職種によっては、この働き方が適していない場合もあり、逆効果になることもあります。
自社業務との適性を照らし合わせた上で、より自由度の高い働き方を検討してみてください。

執筆者:株式会社ゴマシオカンパニー 代表取締役 山崎準也

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