2019.06.19

2020年度採用活動分析 第5回 2021年度新卒採用対策 しっかりと狙いを定めた、ターゲット採用の強化

採用支援

各社採用活動が早まるなか、企業規模によって大きく差が開いてしまう恐れがでてきます。
そこで重要となってくるのが、採用課題を見直し、課題解決に向けた採用戦略。
採用活動をブランディング化し、採用コンテンツを強化することで、狙った学生を動かす確率があがります。
これからの採用成功には、ターゲット採用は必須と考えられるでしょう。

企業規模間の格差が拡大!?

好景気が続いているということもあり、業界・職種問わず人手不足。
そのため、ここ数年の新卒採用は拡大基調の傾向があります。
2021年卒採用に向けて、引き続き中小企業は母集団形成が課題となります。
また長時間労働の見直し、働き方の多様化により、企業側の柔軟な変化も求められ、社内体制を見直す企業も増えてくるでしょう。

しかし2020年以降、採用の拡大は一旦落ち着くと予想されています。
特にここ数年採用枠を増やしてきた大企業や製造業は、さらなる母集団形成をはかるとはあまり考えられません。
全体的に採用活動が拡大するとしても、それは今まで満足な採用数を確保できなかった中小企業が中心です。

ただし、大手企業はインターンシップの早期化や内容の強化に取り組む傾向にあるため、優良な学生が早い段階で就職活動を終了するということが増えるかもしれません。
結果、大手企業での新卒求人倍率は下がり、その反面、中小企業の求人倍率は高くなると予想されます。

2021年卒採用も売り手市場という状況は変わらないでしょう。
もちろん、まだまだ変動要素が多いため断言することはできませんが、企業規模の格差は大きくなり、中小企業の採用難は継続・拡大していく状況になると考えられます。

中小企業の採用成功の鍵はターゲット採用に!

自社のブランディングが採用につながる!

買い手市場である大手企業に比べて、売り手市場にある中小企業は少数精鋭の採用を目指すこととなるでしょう。
その際に必要になってくるのが、よりターゲットを明確にした採用活動。
求める人物像に対して、自社の特性を伝えるためのブランディングを確立しなくてはいけません。
独自のアプローチ手法を取り入れて競合他社との差別化を図ることが重要になっていきます。

企業の採用活動の早期化に伴い、学生の就職活動も更に早まってきています。
早い段階から業種・職種の絞り込みができている学生が増えているため、広く浅いアプローチでは欲しい人材には届かない時代となってきました。
説明会から面接、内定、内定後までの各工程に最適なコンテンツを用意し、採用ターゲットに向けて訴求しながら、社内全体で協力し、学生に対してきめ細やかな個別活動を行う必要があるでしょう。

中小企業だからできる独自の魅力がカギになる!

中小企業ならではの規模感を利用すれば、学生との関係を大手企業以上に深めることも可能です。
特に個別アプローチは、少人数採用だからこそ有効的。ターゲットになる学生1人ひとりと向き合ったことで、自社に合った優秀な学生を採用できたという企業も少なくありません。 その企業にしかない強みや特徴を採用活動に取り込めば、売り手市場という状況下でも採用成功率はアップします。
メディアを活用して量を確保するマス・システム採用(採用メディアによる間接的なアプローチ※就職Navi、合同セミナー、他)の構図が崩れ始めた今だからこそ、中小企業はオリジナリティ溢れる独自の採用戦略で勝負できる時代へとなってきました。
2021年卒も、ターゲット採用に力を入れた活動が採用成功へと繋がります。

2021年卒以降は、新たな課題が見えてくる

2021年卒以降、経団連のルールが廃止されることが決定しました。
そのため、今後は新しい動きを取り入れる企業が増えてくるでしょう。
新卒一括採用がなくなり、通年採用へと変わっていくなか、各社新たな課題が浮き彫りになってくるはずです。
インターンシップに力を入れる大手企業に対し、中小企業ならではのアプローチが求められるかもしれません。
1年という短期的な計画ではなく、長期的に採用計画を練ることが重要となるでしょう。

クリサイ
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