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公開日:2019.10.07 / 最終更新日:2023.08.17

インターンシッププログラムの考え方について

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近年、インターンシップの役割が新卒採用活動のなかで大きくなっています。
開催回数を増やす企業も多く、多くの学生へアプローチをしようとする動きが目立ってきました。
一方、実施企業が増えたことで、インターンシップのプログラム内容が他社と差別化しずらくなっているという状況が見えています。

今回は、そんなインターンシップについて、改めて考えていきたいと思います。

目次

・インターンシップを実施する目的

・学生がインターンシップに参加する目的

・インターンシップを採用活動につなげる

・自社の“求めている人物像”へ伝えるテーマを持つ

・具体的なインターンシップ内容を考える

・大切なのは「学生に体験してもらうこと」

インターンシップを実施する目的


※就職みらい研究所 「就職白書2019」より引用

企業がインターンシップを実施する目的は、「仕事を通じて、学生に自社を含め、業界・仕事の理解を促進させる」が最も多く、一番の理由としてあげています。

学生がインターンシップに参加する目的


※就職みらい研究所 「就職白書2019」より引用

学生がインターンシップに参加する理由として、「仕事理解」と「業種理解」が最も多く、インターンシップに対する考え方は、企業、学生ともに目的が合致しています。

インターンシップを採用活動につなげる

インターンシップは、学生の業界理解・仕事理解が目的になります。
しかし企業側としては、自社の採用につなげたいところ。
業界、業務の理解だけでなく、自社の魅力や雰囲気を知ってもらいことが狙いとなります。

自社の“求めている人物像”へ伝えるテーマを持つ

自社を魅力を伝える場合、いくつかに絞って伝えることが重要です。
絞るポイントとしては、自社が求めている人物像のペルソナを設計し、そのペルソナがどんなことを知りたいのか、どんなことに興味を持つのかを考えることで、具体的なテーマを決めていきます。

具体的なインターンシップ内容を考える

テーマが決まったら、それに合わせたプログラムを考えていきます。
形式、内容、期間、時期、既存のプログラムから選択したり、自社オリジナルのプログラムを企画するなど、テーマに合ったプログラムを組み合わせて、より効果的なプログラムにすることができます。

大切なのは「学生に体験してもらうこと」

1DAYなどの短期型インターンシップは、より多くの学生にアプローチできる人気のプログラムです。
しかし時間が限られているため、自社の魅力を100%は伝えきれません。
それをカバーできるのが短期インターンシップ、自社の疑似体験を行うプログラムを行えば、疑似体験ができ、自社の良さや仕事の魅力を短い時間でも知ってもらうことが可能です。学生に体験してもらいたいものは何かを明確にしたうえで、最適なプログラムを実施するのが、より効果的ではないでしょうか。

学生との第一歩のつながりを作れるインターンシップ。
2021卒の就活ルールの変更に伴い、新卒も通年採用に変わっていくと予測されています。そのため、インターンシップのやり方も大きく変化する可能性があります。

今回ご紹介したインターンシップの考え方をもとに、時代にあったプログラムを考えてみてはいかがでしょうか。

執筆者:株式会社ゴマシオカンパニー 代表取締役 山崎準也

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