ブログ > リモートで効果的な研修内容とは?
公開日:2020.08.24 / 最終更新日:2023.08.17
リモートで効果的な研修内容とは?
前回はリモート研修を円滑にかつ成功へ導くポイントをお伝えしました。
今回は、リモート研修をより充実させるための研修内容についてお話ししたいと思います。
目次
リモートに向いている研修内容
リモート研修は、リモートの特性とオンラインツールの機能をうまく利用することで、より充実した研修を行うことが可能です。
リモート研修で効果的な研修内容をいくつかピックアップしました。
ロールプレイング
リモートではロールプレイングの研修が効果的です。
例えば営業の場合、事前に商品についての知識を伝えて、その後新入社員は自宅で練習、リモートで練習の成果を見せてもらうことを繰り返すことでスキルを高めることが可能です。
リモート研修では録画もできるため、他の人にも見てもらいアドバイスをもらうことも可能です。
相互理解ワーク
4人~5人ほどのチームに分かれて、一つのテーマについて話し合います。
テーマは入社した理由、自分が一番今まで頑張ったことなど共通で話せる内容が良いです。
話す人以外はマイクをミュート、聞き手は質問したい内容をメモします。
話終わったら質問や感想を伝えます。
この研修では、人への伝え方やヒアリングするポイントの練習に繋がり、社員同士の距離感も縮めることができます。
アプトプットを繰り返す課題
リモート研修は課題に対して、インプット→アウトプット→フィードバックを繰り返すことで
必要なスキルを身につけることが可能です。
オンラインツールによっては、学習履歴や進捗状況も知ることができるので、新入社員への評価もしやすくなります。
新事業立案アーク
グループに分かれて仮想の新規事業を立案、計画してもらう研修です。
売り上げ目標や方向性をあらかじめ設定し、事業計画書やビジネスモデルを考えます。
準備時間も設定し、できればその日中に出来上がることを目標にしてあげると良いです。
各グループは、メンバー同士でオンラインでコミュニケーションを取りつつ必要な情報を入手したりディスカッションして事業の計画を練ります。
その日は準備までとし、翌日か別の日に発表します。
様々なアイデアや情報などを整理して計画書に落とし込むトレーニングとして、とても効果的です。
リモートでは難しい研修内容
上記の方法がリモート研修では効果的である反面、
リモートではあまり向いていない研修内容もあります。
座学や動画のみ
リモートでは、参加者の集中力が従来よりも持たないため、長時間の座学や動画での説明は控えた方が良いでしょう。
大人数で議論する研修
リモートは大人数で話すツールとしては不向きです。
大人数で話すことで音声が聞き取りにくく、話がうまく入ってきません。
もし止む無く大人数での話す必要がある場合は、話す人以外はミュートにするなどして対応しましょう。
まとめ
リモート研修は各社ともどのやり方がベストなのかを手探りに行なっているのが事実です。
新入社員も通常とは異なる研修を行うことで、研修への手応えに不安を感じている人も少なくありません。
そういう人のためにも、より良い研修を行うことで自信を持ってもらえるような研修内容ができることが自社の大きな戦力になるのは間違いないです。
採用担当の方は、今回お伝えした研修の内容を機会があれば試してみてください。
執筆者:株式会社ゴマシオカンパニー 代表取締役 山崎準也
ゴマシオカンパニーは、採用広報支援を目的としたクリエイティブを得意とする企画制作オフィスです。この分野で20年以上実績を積み上げてきた代表を中心に、様々な分野のクリエイティブを得意とするスタッフが、日々アイデアを出し合い、お客さまの採用課題解決に尽力しています。
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