2018.05.14
その他

皆さんは「ワークライフインテグレーション」という言葉を耳にしたことはありますか?
いわばこれは、仕事と私生活を両立させる「ワークライフバランス」を発展させた考え方。
双方の境界線をなくし、仕事、家庭、その他個人の生き方を1つのものとして捉えます。
ワークライフバランスの欠点は、どちらか一方に比重がかかったときのストレスが大きいこと。
どちらか1つを選択するということは、もう片方が犠牲になるという問題が起きていました。
仕事と家庭の壁をなくすと、優先順位をつける必要がなくなります。
自分の生き方にあった柔軟な働き方ができ、幸福感があがり、新しいアイデアが生まれやすくなる。
結果、企業としても生産性の向上が期待できるというわけです。
アメリカのシリコンバレーやサンフランシスコ周辺では
すでにこの考え方が浸透しており、多くの企業が取り組んでいるようです。
この働き方を可能にしたのが、テクノロジーの発展。
インターネットを始め、モバイルが進化し、オンライン会議も当たり前になりました。
どこでも仕事ができる時代になり、メリハリを不要とする人も増えてきたのかもしれません。
企業が評価するポイントは“どう働いたか”ではなく“どんなアウトプットを出したか”。
長い時間をかけて質の低い結果を出すより、短い時間で良いモノを作ったほうが良い。
これからはデザイナーだけでなく、どの職種もクリエイティビティが求められてくるでしょう。
私生活での時間が仕事に大きな影響を与える今、ワークライフインテグレーションは理想の働き方。
仕事とプライベート、どちらも優先できる企業は、今後増えてくるかもしれませんね。
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