ブログ > ロゴの意味と、制作のポイントについて
公開日:2019.07.26 / 最終更新日:2023.08.17
ロゴの意味と、制作のポイントについて
ロゴは、企業や組織の象徴として大きな意味を含みます。
「どんなことをする会社、組織なのか?」を一目見て、相手に伝える役割を持っています。
また、世間に浸透することで“ブランド”となり、ロゴが企業のイメージに繋がります。
今回は、そんなロゴに関する知識や、制作する上でのポイントをお話ししたいと思います。
目次
そもそもロゴとは?
ロゴの由来は、ギリシャ語の“言葉”を意味する「ロゴテュポス」という言葉からきています。
1876年に、イギリスのBass Breweryというビール醸造会社のロゴが、世界で初めて商用登録されたロゴと言われています。
ロゴは、ロゴタイプとシンボルマーク、そしてロゴマークの3つの種類があります。
ロゴタイプ
社名や商品名などの“文字”を図案化したものを指します。
シンボルマーク
会社、団体、個人などを象徴する“図案”を意味します。
ロゴマーク
ロゴタイプ+シンボルマークを合わせたものになります。
ちなみにロゴマーク、ロゴタイプ、シンボルマークは和製英語です。
海外では3つの種類に関わらず、まとめてロゴ(logo)の名称で言われています。
ロゴの効果について
ロゴは企業の象徴としての役割があると、冒頭でお伝えしました。
例としてAppleを挙げたいと思います。
近年のAppleのCMは、最後にリンゴをイメージしたロゴだけが映り、それ以外は何も書かれていません。
しかし見ている人は、そのロゴがAppleのものであることを理解し、Apple好きな方であればすぐ購入を考え、また別の方は様々な革新的な商品を打ち出してきた企業イメージから興味を持ち、HPや店頭へ見にいくかもしれません。
またロゴのみが映ることで見た人の脳裏に強く残り、無意識にこのロゴが様々な場面で目に入るようになります。
このように、ロゴは企業の広告塔としての役割をもち、人の心を動かすほどの大きな影響を与えていると言えます。
ロゴは企業ブランディングの第一歩
近年、インターネットの普及により、ロゴを気軽に依頼できるサービスが増え、大変便利になりました。
しかし、単に見た目が良いだけのロゴでは、企業の理念やビジョンを見た人に伝わらず、企業イメージとはかけ離れたイメージを持たれてしまう可能性もあります。
ロゴマークを作るということは、そのものの“ブランドを構築する”という視点を持って考える必要があります。
そうした意味からロゴを考える際には、今後どのような場面でどのように使われ方をするか、また初めてロゴを見た人が、どのようなシーンでどのような印象を受けるかを想像することが、必要不可欠です。
ロゴにおける大切なポイント
ここではロゴを制作する上で、心がけることをお伝えします。
ポイントは以下の4点です。
1.メッセージ性があるか?
ロゴに伝えたい意図がしっかり具現化されているかがとても大切です。
メッセージが伝わるロゴは、その意図が形に現れていることが多いです。
2.再現性は高いか?
Web、紙媒体、その他販促物などで、大きさに関わらずしっかり再現できるロゴになっているか?
線が細すぎたり、文字が小さく印刷して潰れてしまう形では、幅広く活用することが難しくなります。
3.オリジナリティがあるか?
ロゴを制作する前に、考えている形がほかの企業で似たものがないかを調べる必要があります。
ロゴ自体が本来他社との差別化を図る目的があるため、作成する前に入念に調べをしてください。
4.見て覚えてもらいやすいか?
人はよりシンプルなものほど、記憶に残りやすいと言います。よりシンプルな形にすることが大切になってきます。
ただ、シンプルなものは、3.の類似や模倣なものが増えてくるため、その中で他社との差別化を測るアピールポイントが必要となります。
以上になります。
ロゴは、実際作業する時間よりも、様々なことを調べてコンセプトやテーマを決めることに多くの時間を使うことをおすすめします。
いきなりPCなどで作り始めると、本来の意図が伝わらないロゴを作成してしまう可能性があります。
作る前に入念な下調べを行い、ぜひ納得のいくロゴを作ってください。
執筆者:株式会社ゴマシオカンパニー 代表取締役 山崎準也
ゴマシオカンパニーは、採用広報支援を目的としたクリエイティブを得意とする企画制作オフィスです。この分野で20年以上実績を積み上げてきた代表を中心に、様々な分野のクリエイティブを得意とするスタッフが、日々アイデアを出し合い、お客さまの採用課題解決に尽力しています。
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