独特なイラストとスクロールするごとに変化するアニメーションが個性的な世界観を作り出しています。
スクロールごとにイラストが色々変わるため、とても賑やかで楽しそうなイメージになっています。
また使用されている写真もとてもかっこよく、イラストとの対照的な見せ方でメリハリのある採用サイトとになっています。

講談社　新卒採用サイト

精細な鳥のイラストと水彩の背景がとてもバランス良く配置されていて、独特な世界観を生み出しています。
アナログな表現方法が色鮮やかで賑やかな雰囲気もありつつ、物語を感じさせる特徴的なサイトになっています。

マルキョウ　採用サイト

事業のスーパーを中心として、そこで働く人や来店するお客さんをイラストで表現。コミカルで親しみやすいイラストがとても印象的です。
各コンテンツをイメージしたイラストがどれもわかりやすく、コンテンツ間の良いアクセントになっています。

エムエム建材　リクルートサイト

写真で見せる社員の姿を、あえてイラストで表現することでより採用サイトに合った表情や動きになっており躍動感が溢れるサイトになっています。
社員をイラストで表現することで、万が一社員の退職した場合のサイトの修正を無くすことができます。
採用キャッチコピーと合わせて、社員の仕事への熱量が感じられます。

DAIKYO 新卒採用サイト

様々な部屋の間取り図を背景に、所々に社員をイメージしたイラストが立っており、クリックするとコンテンツが表示される仕組みになっています。
イラストは様々なところにあり、画面を上下左右と動かしながら全部のイラストをクリックしたくなります。
クセのあるイラストがとても可愛く、サイト構成と合わせてとても印象に残ります。

ソニーミュージックグループ　新卒採用サイト

タイプが異なるイラストが組み合わさっているトップビジュアルが特徴的です。
イラストは仕事のカテゴリーを表していて、職種の紹介や該当する職種の社員のインタビューを見ることができます。
派手なグラデーションやカラフルな色合いがエンターテイメントのイメージにピッタリで、見てるだけで仕事への楽しさや面白さが伝わってきます。

ゴマシオカンパニーの制作事例

リバー　採用サイト

リバーは金属資源をリサイクルする事業をおこなっており、事業のイメージや業界理解を深めるためにイラストを使用しています。
企業が目指す方向性や想いをイラストで見せることで、見た人に伝わりやすく理解してもらいやすくしています。
写真だけだとサイトのイメージが強すぎる場合は、ところどころでイラスト使うことでバランスが良くなります。

川崎汽船　陸上職キャリア採用サイト

川崎汽船の象徴的な船や海をイラストで表現しています。
港から港へ船が荷物を運んでいるようなアニメーションになっており、海運業のイメージを表現しています。
他社では写真を大きく使用しているのに対して、あえてイラストを使用することが差別化にもなり、とてもオリジナリティのあるサイトになります。

3. 採用サイトでイラストを使うときのポイント

イラストを使用した採用サイト制作で気をつけるポイントを下記にまとめました。

イラストデザインを統一する

サイト全体で統一感のあるイラストにすることが大切です。
同じ色調やデザインのイラストを使用することで、ブランドの一貫性が生まれ統一性のある印象を与えることができます。
また見た人がページを移動する際に違和感を感じにくくなり、全体的サイトのクオリティが高まります。

誰でもわかるイラストにする

イラストを使う時は、見る人に全ての人に伝わるものにすることが重要です。
例えばイラストに視覚障害者のために代替テキスト（altテキスト）を付けることや、色使いを色覚異常のある方でも認識しやすい配色するにするなどの配慮が大切となります。
誰もが認識できることで、応募への幅がより広がります。

イラストの配置に気をつける

見せたい情報の近くにイラストを配置することで視線誘導となり、見た人の興味・関心を引きやすくなります。
またイラストの周辺は少し余白を取り、イラストに目がいくような配置をすることも大切です。イラスト自体もサイトの色合いに合わせた配色で採用サイトとの統一感が生まれます。

4. まとめ

イラストを使うことで親近感や若い人に受け入れやすいなど、採用サイトを見てもらえる可能性が高まります。
しかし使用するイラスト次第では、求める人材に向けての採用サイトとかけ離れてしまう場合もあります。
そのため採用担当者の方は自分がイメージしているイラストを他社サイトやイメージ素材からピックアップしておくと、制作会社への依頼の際にイラストのテイストが伝わりやすいです。
イラストの使用を考えている人は、ぜひ上記を参考に検討してみてください。