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公開日:2023.02.14 / 最終更新日:2025.03.31
制作会社の選び方も紹介! 採用サイトが得意な制作会社10選
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人材採用はますます困難な状況になり、課題を抱えている企業も多いのではないでしょうか。どのような情報を掲載すればよいか、求める人材の応募数が増えないなど、悩みはつきものです。企業と求める人材のマッチング率を上昇させるためには、オシャレなサイトというだけでは意味がありません。
採用サイトの制作会社は多数あるため、ホームページなどで比較するだけではなかなか依頼先を決めるのは難しいと思います。今回は採用サイト制作の成功に近づけるよう、制作に必要となる事前準備や、制作会社の選定ポイント、そして採用サイトが得意な制作会社をご紹介します。
目次
5.採用サイト制作を発注する際に事前に抑えておきたいポイント
・見積もりの内訳が明示されており、金額の妥当性は感じられるか
・ページ表示スピードや正しいタグの設定などサイト構築時のSEOを実施してくれるか
・営業担当はもちろん、窓口となるディレクターとの相性が合うか
・採用パンフレットなども含めたトータルブランディングができる
1.採用サイトを制作する目的とは?
効果のある採用サイトを制作するには、なんのために制作する必要があるのか目的を明確にしましょう。
採用時のミスマッチを減らすため
採用サイトは求職者に企業について深く理解してもらい、企業が求める人材にエントリーしてもらうことが必要です。就労内容や就業条件が思っていたものと異なったといったミスマッチが発生すればせっかく採用につながっても早期退職などに至る可能性が高まります。採用サイトによって企業や募集要項についてわかりやすく紹介できればミスマッチの減少につなげられます。
応募者数を増やすため
採用サイトを作っても、サイトを訪問してくれる応募者がいない限り企業を理解してもらえる機会はありません。またサイトを訪問してもらえても企業に興味をもってもらうことや企業理念を十分に理解してもらえない限りエントリーにつながりません。採用サイトを見てもらう機会を増やし求める人材からの応募を増やす必要があります。
競合他社との差別化
企業の特徴を採用サイトで見せることでオリジナリティの高いサイトになり、競合他社との差別化につながります。
企業の強みや将来のビジョンなどを伝えることで企業の今後の方向性などが伝わりやすく理解してもらえます。
採用コストを落とすため
採用サイトの制作によって、求める人材に高確率でアプローチできるようになれば採用コストをカットできます。書類選考から面接そして採用に至るまでには膨大なコストと手間がかかります。むやみにエントリー数が増えるだけでは選考に時間を要するだけであるため反対にデメリットにつながり兼ねません。企業に求める人材に適したエントリーが多ければ、結果的に採用コストを抑えられるのです。
企業のブランド力向上
採用サイトの見せ方や情報の掲載の仕方により求職者が感じる企業イメージは大きく変わります。
採用サイトを活用することで企業の認知度やブランド力を高めることが可能です。社員インタビューや経営理念など情報や写真をを充実させて求職者の印象に残る採用サイトにする必要があります。
2.採用サイトを制作する際の手順
採用サイトを制作するうえで必要となる大まかな手順をご紹介します。
採用サイトの目的をはっきりさせる
採用サイトの制作の目的はミスマッチを減少させること、エントリー数を増加させること、採用のコストカットです。労働人口が減少しているなか人材確保が難しい状況において人事担当者にとっても効率的でよい結果につながるような採用活動が重要です。ただ制作するだけではなく目的意識をもつことが大切といえます。
ターゲットを明確にする
求める人材のターゲットを明確にして具体的に伝える必要があります。求めていない人材から応募があっても選考しなければならない分デメリットが増えます。積極的な姿勢・前向きな性格などといった抽象的なものではなく、一人でこの業務をおこなう、チームで協力して進めるなど具体的な業務内容を伝えて自身に適正があるかどうか判断してもらうことが大切です。
採用サイトに掲載する情報の整理
企業情報や求人情報など掲載する内容を整理します。とくに応募者が知りたい情報や企業が知ってほしい情報は余すことなく載せましょう。経営方針や企業文化、体的な就労内容や就労条件などです。応募者が知りたい情報が正確に網羅されていることで満足感と信頼感を得られることにつながります。
サイトデザインとサイトマップの作成
採用サイトには、企業の雰囲気が伝わるようなデザイン性とサイトの構成がわかりやすくまとめられたサイトマップが欠かせません。応募者は競合他社のサイトも閲覧してエントリーを検討しているはずです。競合他社と採用サイトを比較されることは必至であるためサイトデザインが乏しく利用しにくい、わかりにくいサイトであれば企業の魅力は薄れてしまいます。
予算・納期を決める
採用サイトにかかる費用について予算と納期を決めます。求人媒体に掲載している場合には採用サイト制作との費用対効果を見ると検討しやすいでしょう。予算が定まらない場合にはいくつかの制作会社から見積もりをもらい、採用サイトの費用相場を知ることも必要です。 予算によってトータルサービスで依頼することもできれば自社内である程度の画像やテキストを準備してコストカットしなければならないなど、具体的に思案できるようになります。どれくらいオリジナリティを出すか、それともテンプレートを活用するかによって費用や納期が変わります。
制作会社に発注する
必要な事前の準備が整えば、制作会社へと発注します。制作会社については4.採用サイトが得意な制作会社10選でご紹介します。
3.採用サイト制作のポイント
企業の特徴を活かした採用サイトを作るための、ポイントをいくつかお伝えします。
求めている人物に訴求するデザインにする
上記のターゲットを明確にするからの応募を目的としているため、ターゲットに刺さるデザインを追求していくことが必要になります。
例えば学生向けであればカラフルでアクセスしやすいデザインに、専門職向けならプロフェッショナルな外観などターゲット層の好みや価値観を反映したデザインを選び、ユーザーがサイトに訪れてすぐに理解できるようなデザインにすることが重要です。
写真やイラストは高品質なものを使用する
ビジュアル要素は、採用サイトの印象を大きく左右します。そのため、高品質な写真やイラストを選びましょう。クリアで魅力的なビジュアルはユーザーに良い印象を与えサイトのクオリティを高めます。高品質のビジュアル要素は、求職者の目に止まり、情報を探しやすくします。
オリジナリティコンテンツを用意する
他の類似サイトとの差別化を図るために、独自性のあるコンテンツを提供しましょう。自社独自の情報、視点、またはアプローチを取り入れることを指します。
業界トレンドに縛られず自社独自のスタイルやストーリーテリングを活用し、見た人に企業の良さをより知ってもらうことができます。独自のコンテンツは求職者に魅力的で記憶に残る要素となり、サイトの独自性を高めます。
4.採用サイトが得意な制作会社10選
採用サイトを得意とするおすすめの制作会社を10社ご紹介します。
ゴマシオカンパニー(採用おむすび)
ゴマシオカンパニーは採用支援を専門としている制作会社です。
採用サイトやパンフレット、動画制作まであらゆる採用ツールの制作をおこなっています。
長年採用に携わってきたメンバーが揃っており 企業の採用課題から「採用すべき人材」を明確にした上で、的確に伝わるメッセージを設計・具現化します。
アイレック
20年にわたり採用支援を続けていることから、求職者の本質的なニーズを深く理解しており求める人物に適した情報や設計、サポートまで行うのが特徴です。
独自の採用サイトテンプレートを開発しており、テキストと写真を登録するだけでスマートフォンにも対応した採用サイトを制作できます。
アップワード
中小企業を中心として400社以上のWeb制作実績を持っており、採用サイトの制作に加えて制作後のプロモーションやSEO対策、Webコンサルティングなども依頼可能です。
また採用サイトだけでなく、パンフレットや動画制作も行っています。
ハイファクトリ(採用制作ラボ)
採用サイト制作に特化した「採用サイト制作ラボ」を運営しています。
比較的良心的な料金設定となっており、スマートフォン対応はもちろんのこと、Indeed掲載がプランの内容に含まれています。
また「採用制作ラボ」にて採用に関連した情報発信をしており、様々な情報を日々発信しています。
ユーティル(ホームページできるくん)
独自のテンプレートにより低価格での採用サイト制作を実現しています。
また採用サイトを設置するサーバーの契約から、採用サイト完成後の修正、SNSとの連携など、完成後のアフターフォローや運用も対応しています。
ジェイライン(Saiyo.crew)
今までに10,000社以上の企業の採用支援をおこなっており、多種多様な採用サイトを制作しています。
独自のCMSを使用した採用サイトでSEO対策、アクセス解析まで行っているのが強みです。
採用サイト制作は「Saiyo.crew」のサイトから提供しています。
メディカルデザイン
医療業界の採用サイトに特化した制作会社です。
総合病院を中心に、医療、福祉の業種に特化したCMSを導入。
医療用語などの業界の専門知識が必要とする中で、医療特化型にすることでより具体的な提案やアイデアを採用サイトに落とし込めることが強みです。
ONE
東京に本社があり、大阪、名古屋、仙台、札幌と各地に支社を設けている制作会社です。
採用サイトの完全オーダーメイドからテンプレートで手軽に制作できるものまで、用途にあったプランを選べます。
また採用サイト以外にも、採用イベント専用ページの制作も依頼可能です。
ネオキャリア(みんなの採用部)
ネオキャリアは10,000社以上の企業の採用に携わってきた実績があります。
新卒、中途採用における採用課題における企画提案から、一般派遣の採用にも対応しています。
数多くの実績から幅広い業界の採用ニーズを持っていることが特徴です。
パラドックス
採用ブランディングを強みとしている制作会社です。
採用のコンセプト設計から制作までをおこなっており、コンセプトに沿った様々なツールを制作して採用課題解決に取り組みます。
5.採用サイト制作を発注する際に事前に抑えておきたいポイント
採用サイトには自社での事前準備も大切ですが、制作会社のノウハウなどにより仕上がりは大きく左右されます。制作会社の選定の際に、抑えておきたいポイントをご紹介します。
戦略や企画など上流工程に対しての積極的な提案があるか
採用サイトには、企業のブランディングが反映される必要があります。企業の強みなどを整理して、必要とする人物像などを設定することは、企業にとっては経営戦略のひとつです。形だけのホームページではなく、企業の課題解決が見込めるような採用ツールになるよう、ヒアリングや提案を先導してくれる依頼先であれば安心です。
採用サイト制作実績があるか
採用サイトは、通常のホームページとは異なり、企業の求人情報のわかりやすさや応募者による操作の利便性が求められ、採用サイトならではのノウハウが必要になります。そのため、採用サイトの制作実績があれば、強みになるといえるでしょう。
コンテンツ企画・取材もしてもらえるか
企業の雰囲気などを伝えるように工夫したコンテンツの企画も大切なポイントです。たとえば、応募者の目線にたち企業へのインタビュー内容を掲載する、社長への質疑応答で企業理解を深めることで、応募者は文章だけの企業紹介ではつかめなかった雰囲気を感じ取れます。
取材時に丁寧なヒアリングをしているか?
取材に丁寧なヒアリングをしているかも大きなポイントです。
採用サイトは企業の特徴や強みを的確に伝え、求職者の興味を持ってもらい応募につなげることが目的です。
ヒアリングが丁寧なことで、求職者に伝えたいことが求職者にしっかりと伝わり、コンテンツのクオリティが高まります。
撮影・動画制作のディレクションもしてもらえるか
近年では、企業紹介を動画でおこなう採用サイトが多くなりました。企業の雰囲気を応募者により深く伝わりやすいコンテンツを作ることで、写真だけではなく、より伝わりやすく洗練されたイメージにもつながります。
見積もりの内訳が明示されており、制作費用の妥当性は感じられるか
制作会社が提示してくれた見積もりは、制作費用の高い安いだけではなく、内訳をよく確認します。
安心して任せられるコンサルティング力や、工夫された豊富なバリエーションのコンテンツなどが含まれている、運用後の改善・改修までサポートしてくれるなど、求めているサービス内容で費用が妥当かどうかを見ましょう。
手離れのよい納品形態になっているか
どのように納品してもらえるか、運用前後のフォローについて確認します。
HTMLなどが含まれたファイル一式で納品してもらう、既存の自社サイトとの連携まで対応してもらう、サーバーにアップしてもらうなど、自社にとって都合のよい納品が可能か確認しましょう。
ページ表示スピードや正しいタグの設定などサイト構築時のSEOを実施してくれるか
サイト情報をストレスなく閲覧するには、さくさく軽く読み進められるスピードが非常に大切です。
画像表示やページ遷移に時間がかかると、ページからの離脱の原因となります。またサイトを構築する際に、正しいタグで設定されていなければ、検索した際に上位に表示されにくく数あるWebサイトの中に埋もれてしまいます。ほかにも、SEOをおこなってくれる制作会社であるかどうかも極めて重要なポイントといえます。
営業担当はもちろん、窓口となるディレクターとの相性が合うか
採用サイトの制作は、開発から運用まで長い時間を要します。開発までのやりとりは制作会社の営業担当者と行いますが、開発からは制作会社のディレクターと打ち合わせをすることが多くなります。こちらの要望が理解されていない、レスポンスが遅いといったことが続けばストレスになります。他社と比較してサービスの内容や料金も同等の場合には、ディレクターとの相性も選定ポイントとなるといえるでしょう。
採用サイト納品後の運用段階までコミットしてくれるか
採用サイトの納品後は、不具合があった場合のサポートはもちろん、Googleアナリティクスなどによる効果測定や、採用サイトへのアクセス数を向上できるようなSEOまでおこない、必要であればサイト構成の改修までフォローしてくれると安心です。採用サイトができたとしても、求める人材の応募者が増えないと、形だけのものになってしまいます。
採用パンフレットなども含めたトータルブランディングができる
採用時期により採用サイト以外でも求職者にアピールする必要がある場合があります。
採用サイトだけでなく採用パンフレットなどのトータルブランディングができる制作会社をおすすめします。採用サイトとパンフレットが別々の会社の場合、サイトとパンフレットで企業のイメージが異なってしまう場合があり求職者が不安に感じてしまう場合があります。企業の魅力を統一化することで様々な採用ツールで求職者へアプローチすることが可能です。
6.まとめ
採用サイトの制作は、実績のある制作会社に依頼しても、丸投げするだけではうまくいきません。採用サイトを制作する目的を明確化し、掲載する企業情報の選別や求める人材の具現化など、自社内でよく検討することも成功させるポイントにつながります。採用の効率化を目指すことは、企業の経営戦略のひとつにもなり得る、重要な課題といえるでしょう。
今回お伝えしたポイントを参考に、自社の魅力をしっかり伝えてくれる制作会社を探してみてください。

執筆者:株式会社ゴマシオカンパニー 代表取締役 山崎準也
ゴマシオカンパニーは、採用広報支援を目的としたクリエイティブを得意とする企画制作オフィスです。この分野で20年以上実績を積み上げてきた代表を中心に、様々な分野のクリエイティブを得意とするスタッフが、日々アイデアを出し合い、お客さまの採用課題解決に尽力しています。
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