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公開日:2026.01.29 / 最終更新日:2026.01.29
社会を支える!独立行政法人の採用サイト事例10選

独立行政法人の採用サイト制作においては、民間企業とも行政機関とも異なる独自の設計視点が求められます。公共性・専門性・安定性といった強みをどう伝えるか、また若手人材や即戦力人材に向けて「働くイメージ」をいかに具体化できるかが、採用成果を左右する重要なポイントです。本記事では、採用ブランディングやUI/UXの観点で参考になる独立行政法人の採用サイト事例を10選厳選してご紹介します。これから独立行政法人の採用サイト制作やリニューアルを検討している方にとって、具体的なヒントとなる内容をお届けします。
目次
1.独立行政法人の採用サイト事例10選
目を引く特徴的な採用サイトを10社ピックアップしました。
研究の社会的意義を力強く伝える
国立研究開発法人 産業技術総合研究所の採用サイトは、「課題なんて、希望だらけだ。」という力強いコピーと、精鋭感のあるデザインで、向上心や探求心を持つ人材に訴求しています。
事業紹介ページでは、研究分野が私たちの暮らしとどのようにつながっているのかを、イラストと読みやすい文章量で丁寧に解説。
座談会やインタビュー動画、研究者漫画など、研究者の想いや現場の空気感を多角的に伝えるコンテンツが充実しており、専門性の高い組織でありながら親しみやすさを感じられる好例です。
働きやすさで不安を払拭する
国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構の新卒採用サイトは、アコーディオン機能を活用し、必要な情報をコンパクトに整理した構成が特徴です。
原子力分野という職種特性に配慮し、働きやすさや研修制度、女性職員の活躍といったテーマを丁寧に紹介。
職員紹介にはnoteを活用しており、情報発信の継続性とメンテナンス性にも配慮された、実務面でも参考になる採用サイトです。
歴史と信頼感をデザインに落とし込む
独立行政法人 日本学術振興会の職員採用情報ページは、創設の背景を踏まえた上品で落ち着いたデザインが印象的です。
トップページでは募集要項への導線を明確にし、志望度の高い求職者が必要な情報へスムーズにアクセスできる構成となっています。
職員インタビューや座談会では、長く働く職員の声や博士課程出身者の活躍を紹介しており、キャリアの継続性や働き方を具体的にイメージできる設計です。
IT分野の専門性を直感的に訴求
国立研究開発法人 情報通信研究機構の総合職採用サイトは、配色やレイアウトによってIT系組織であることを直感的に伝えています。
「総合職の役割」ページでは、研究機関における立場や業務内容を具体的に説明しており、仕事のイメージを明確にしやすい構成です。
職員インタビューでは、仕事と私生活の両立にも触れ、専門性と働きやすさの両面から魅力を伝えています。
宇宙事業のスケール感を視覚化
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)|新卒採用サイト
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構 新卒採用サイトは、衛星写真や現場で働く職員の表情を用いたメインビジュアルで、事業のスケール感を印象的に伝えています。
産業構造や他機関との関係性をイラストで整理することで、宇宙航空分野の全体像を分かりやすく提示。
職員紹介やキャリアパスのコンテンツも充実しており、専門性と親近感の両立が図られた採用サイトです。
世界課題に向き合う使命感を表現
独立行政法人 国際協力機構の採用総合サイトは、写真やイラストを用いて「世界とつながる仕事」であることを直感的に伝えています。
新卒・経験者それぞれに向けた情報設計により、志向に応じたキャリアの選択肢を提示。
プロジェクトストーリーでは現場の写真を交え、社会課題に向き合う仕事の規模感とやりがいを具体的に伝えています。
街づくりの仕事を身近に伝える
独立行政法人 都市再生機構の新卒採用サイトは、街のイラストやアニメーションを用い、街づくりに関わる仕事の楽しさを表現しています。
動画や「URで働く魅力」といったコンテンツを上部に配置し、まずは働く魅力を直感的に伝える構成です。
「教えて!センパイ」など独自コンテンツにより、入社後の仕事内容を具体的にイメージできる点も特徴です。
インフラ事業の現場をリアルに表現
独立行政法人 水資源機構の採用サイトは、ダムや現場の映像を用いて、事業規模と臨場感を伝えています。
業務内容はアコーディオン形式で整理され、関心のある分野へすぐにアクセスできる構成です。
プロジェクト紹介やキャリアストーリーを通じて、長期的なキャリアを具体的に描ける採用サイトとなっています。
グローバルに活躍するキャリアを提示
独立行政法人 日本貿易振興機構の新卒採用サイトは、ファーストビューを最小限に抑え、重要情報を際立たせた構成が特徴です。
研修制度や海外業務の紹介を通じ、グローバルに活躍する人材像を具体的に提示。
職員インタビューでは仕事と私生活の両面に触れ、働くイメージを現実的に描ける設計となっています。
科学を未来へつなぐ世界観を表現
国立研究開発法人 科学技術振興機構の新卒採用ページは、象徴的なビジュアルとコピーで科学の未来性を表現しています。
動画インタビューや整理されたグリッドデザインにより、多様性のある職場環境を分かりやすく訴求。
採用サイトとコーポレートサイトの役割を分けた構成も、志望度の高い求職者に配慮された設計です。
2.独立行政法人の採用サイト制作のポイント
採用サイトを制作する時のポイントを下記にまとめました。
公共性・専門性を「仕事の実感」に翻訳する
独立行政法人の採用サイト制作では、社会的意義や公共性の高さを抽象論で終わらせず、「自分が何に、どう関わるのか」を具体化する情報設計が重要です。研究内容や事業概要は、生活との接点や社会課題との関係性を噛み砕いて伝えることで、専門人材・若手人材の理解と共感を促します。図解やイラスト、適切な文量による構造化が、採用サイトの分かりやすさを大きく左右します。
職員インタビューで“人”と“現場”を可視化する
独立行政法人の採用課題として多いのが、「働く人のイメージが湧きにくい」点です。その解決策として、職員インタビューや座談会コンテンツは欠かせません。仕事内容だけでなく、志望動機・やりがい・入職後のギャップなどを等身大の言葉で伝えることで、求職者の不安を解消し、採用のミスマッチ防止にもつながります。動画や写真を活用することで、現場の空気感まで伝えられます。
働きやすさ・キャリアを体系的に伝える構成に
安定性や働きやすさは独立行政法人の強みである一方、十分に伝えきれていないケースも少なくありません。研修制度、キャリアパス、ワークライフバランス、女性職員の活躍などを体系的に整理し、求職者が将来像を描ける構成にすることが重要です。採用サイト内で情報を完結させることで、志望度の高い求職者の離脱を防ぎ、応募意欲の向上につながります。
採用ターゲットに合わせたUI・デザイン設計
独立行政法人の採用サイト制作では、「誰に向けたサイトか」を明確にしたデザイン設計が不可欠です。研究職・技術職・事務系など、ターゲットに応じて配色・ビジュアル・導線設計を最適化することで、直感的な理解と好印象を生み出します。先進性を伝えるデザイン、誠実さを感じさせるトーンなど、法人の特性をUI・UXに落とし込むことが、採用ブランディングの質を高めます。
3.まとめ
官公庁の採用サイト制作では、誠実さや公共性に加えて、仕事内容や働く人の姿をわかりやすく伝えることが成果を左右します。
制度説明に偏らず、職員の役割や想い、キャリアを丁寧に描くことで、官公庁の仕事は求職者にとって身近な選択肢になります。
今回紹介した官公庁の採用サイト事例は、専門性の高い分野でも情報設計を工夫し、理解しやすさを実現している点が共通しています。
官公庁の採用サイトはもちろん、民間企業の採用サイト制作においても、「わかりやすさ」を軸にした設計は採用成果の向上につながるでしょう。
執筆者:株式会社ゴマシオカンパニー 代表取締役 山崎準也
ゴマシオカンパニーは、採用広報支援を目的としたクリエイティブを得意とする企画制作オフィスです。この分野で20年以上実績を積み上げてきた代表を中心に、様々な分野のクリエイティブを得意とするスタッフが、日々アイデアを出し合い、お客さまの採用課題解決に尽力しています。
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